2021年10月7日(木)
北海道5日目の朝…
雨…雨がふって…
いない!!
一人ぼっちの開陽台に日の出10分前を知らせるケータイアラームが鳴り響く⏰お湯を沸かしてモーニングコーヒーと、ゆで卵を作りながらご来光を拝む🌅
最高か🙄
そして雲海チャレンジ!展望台に登り360°見渡すも雲海は発生していない模様。いやいや、このロケーションで日の出を拝めただけで十分。
かなり疲れも溜まってきているのでガツガツせずのんびりと完璧なパッキング。今日の予定は、北海道らしい風景をバックに写真撮影、直線路とか、草原とか!そして知床に向かいつつ秘湯を3つ巡って、峠攻めて湖畔キャンプしよう※十分ガツガツしてる(笑)
ライダーが残していったフラッグゲット。持ち手が結構ボロボロ…
こいつは今まで誰とどんな景色を見てきたのか…
俺の旅にも連れていってやろう😌
開陽台を出たらすぐそこにミルクロード。
牧草地をひたすら進みます🛵
あっという間に知床へ。
ライハ熊の入った家。
ここは宿と、キャンプ場があってこの時期も営業してるし、旅程に寄っては泊まろうと思っていたところだ。同じ海キャンなら、昨日のきりたっぷキャンプ場に行ってみたいかな(これは毎年、夏休みは北海道フラグか🤔)
さらに知床の先端に向かってPちゃんを走らせると…
そこに秘湯がある。
セセキ温泉。
こちら何と海の中にある温泉で満潮時は海の底(笑)なので潮見表を確認して1番に来た。
既に干潮時刻を過ぎて暫く経っているので、この時間入れるのかはわからない😅
果たしてそこに湯船はあるのか!?
…
…
…
あったーー!
脱衣所もなければ、ついたてもない。すぐ横には生活道路があり車が走っている🤣公式な情報が無いけどネットで9月いっぱいまでと書いてあるところもある。無料とはいえ管理している人も居るだろうし、勝手に入ったら怒られるかな?でも案内看板とか何も無いし良いよね?
いざ入湯♨️
奥の湯船はヌルすぎでとても入れない。風邪ひく。もう一つはギリギリ入れるぞ!!これは良い。身体が冷えてるのでちょうど良い😌湯船の底からは細かな泡がでており、実際に温泉が沸いているのがわかる。苔でめっちゃ滑るので転倒注意⚠️
カモメが集まってきた🐦なんか見られてるようで恥ずかしい😅そろそろ上がろうかなって思ったら、奥からおじさんが向かってきた。
あ、ヤバい…なんか言われるのかな…
湯加減どぉ?
どうやら旅人の様だ。
入れなくはないですね。
色々会話していると、似たような時期に新潟ルートで北海道に上陸したらしい。同じ関東から来たそうで、地名を言うと…最寄り駅が隣に住んでいるおじさまだった🙄唯一違うのは定年後の旅で、車で1ヶ月ゆっくりと回るらしい。良いなぁ…
相方のPちゃん沢山褒めてくれた😆このバイク欲しかったんだよなぁ…って😊
結構珍しいバイクだから、先々で話しかけられる。コンビニの店員さんとか、観光してるおじいちゃんとか。ウホッ!薪積んでるの?とか、フレームがシンプルやな〜とか!良い反応してくれる😌
せやろ!俺はバイクの事は疎くて興味無いけど10年間の片想いで購入したんや!
Pちゃんは無骨カワイイんや!ラフ!タフ!ブコツなんや!
おじさんとはここで分かれ30分ほど走らせ、次の秘湯♨️熊の湯。
吊り橋を渡り森の中に入っていくと温泉がある。
同じ無料でも脱衣所があり、綺麗。地元の漁師さん3人が汗を流していた。
おいアンタ!そこに掛け湯の桶あるやろ!
あっ、ここにあったんですね。
脱衣所の前で掛け湯してたら…
みんなあの場所で身体流すよな!ハハハハ…
なんか小馬鹿にされてる感じの塩対応。
ま、全然気にしないし、実はそんな状態から関係を築いていくのが好きなのだ(笑)漁師の専門用語が飛び交う中、え?それってどう言う意味ですかー?とかグイグイ話しかける。相手の地元の事や、仕事の事に興味を持って聞くと普通の人は心開いてくれるよね。昔はこんなんやったんだ。って教えてくれる。
いざ!入湯♨️
あっちーーー😨思わず離脱!
皆さんよくこんなんに入れますね!?
そう、セセキ温泉は超ぬる湯だったのに対し、熊の湯は熱湯だ。熱さに慣れてもコンコンと底から湧いておりヤケド注意の看板が⚠️
5分で満足。湯船の写真を撮らせてもらい熊の湯を後にする。
全身ポカポカの無敵状態で知床峠に突入!見晴らしの良い山々を抜け、右手に北方領土を見て走ると、存在感のある羅臼岳が眼下に迫ってくる。
羅臼岳カッコいいな。
道の駅、うとろ・シリエトクで定番の海鮮丼を頂きます。美味ぃ🤤
食べ終わったら、どっと旅の疲れが…実は明日の宿と目的地が決まっていないのだ。昨日の夜が素敵過ぎてやり切った感が…そしてそのまま疲れて動けなくなった💦
少しお昼寝して再出発。残り2日間、悔いの無い夏休みにするんだ!
次に訪れたのは天に続く道。
実際は「天に続く」ではなく、海に向かう「下り坂」だ。ノンストップで一気に降りると気持ち良い🛵
このままキャンプ飯の食材を買いに「しゃり」の街へ。
色々買ってたらあっという間にキャンプ場のチェックインの時間。日が落ちるの早過ぎだ。
なんとか30分前に到着。
本日は屈斜路湖畔和琴キャンプ場に泊まります⛺️
懐かしいなぁ…前来た時も時間ギリギリに着いて満員だからって断られたんだよね😅何とかお願いしますと頭をさげ、トイレの横にテント張ったんだよ😅
2007年夏撮影
それがコロナの影響だったり、10月ともなればガラガラ。
そんなことを考えて撮影していたら練馬ナンバーのライダーが滑り込みで入ってきた🛵10年ぶりの北海道で、チェックイン間に合わないと思って美瑛の方から休みなしでぶっ飛ばしてきたんだとか。何だそれ😅境遇が同じだし。食料が何も無くてテント設営したら買い出しに出かけていった…この辺何も無いだろうに…お疲れ様です。
キャンパーは私入れて4人。みんなソロキャン。
設営が終わったところで、念願の温泉へ(本日3湯目)
湖に沿って10分程歩くと無料の露天風呂がある♨️
ここの温泉の特徴は湖に繋がっていて?湖に近づき過ぎるとぬるくなる。底は砂地で湯船が超浅い。だからみんな身体を後ろに倒して何とか肩まで浸かって入るスタイルだ。
そんな体勢で裸のお付き合いさせて頂いたのが、定年おじさんユーチューバー。年間100日以上を車で過ごし、30分のドライブ映像に後から音入れするそうだ。私はYouTubeをほとんど見ないので、審査を通過するため話とか、隠語の話とか面白かった。今夜も車中泊で30分動画×2本分、一本勝負で喋り続けるのだそう🙄
あと怖い話も聞いた。
ここの温泉、表面はそんなに暑くないけど下からコンコンと沸いてて、こんな体勢もあり、上がろうかな〜って思ったら力が入らずそのまま倒れて死んでる人が何人かいるらしい…😨さ、さて、そろそろ上がろうか💦
なんか今日はいろんな人と会話したなぁ…
キャンプ地に戻って…始めますか!明日はライハを予約したので北海道最後のキャンプを満喫します✨
本日はお座敷スタイル。炭の入ってた段ボールを潰してあぐら。チェア無し、テーブル無し(ホムセン箱のみ)薪も買えなかったので、焚き火台の上で炭を起こして目の前に持ってきてストーブの様に暖をとる🔥
【本日の手抜きキャンプ飯】
お湯注ぎご飯
十勝ぎょうざ
揺らぎのない湖面を眺めながらのキャンプ。なかなか落ち着く…疲れた身体に国士無双が沁み渡る🍶
はぁ…
もう帰りたいなぁ(笑)
素直な感想です。隣の練馬キャンパーもそんな事言ってたな。
走行距離 251km